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Chef's Blog
 

季節はずれのジビエ

2008.6.27

 

長い冬が明けた北海道。

6月の羅臼の峠では、動物たちが餌を求めて野山を駆け回り、

雪溶け水の流れる小川の岸辺には、たくさんのふきのとう。

二年前にバイク」で旅行した時の事を思い出した。

 

今月のはじめ、「ヒグマの肉、いかがですか?」と勧められ、珍しさについ買ってしまった。

この時季は駆除対象になっていて、ほかにエゾ鹿もあるそうだ。

確かに鹿は数多く見かけ、二度も轢きそうになった。

しかし、熊肉まで出荷されるとは。

試食してみたが、鹿に似て噛み応えがあり、モモ肉にもかかわらずレバーの香りがした。

レバー自体食べてみたらどれだけ強烈なのか?

熊の肝といえば精力剤として重宝されてるが、あの豊臣秀吉も虎の肝を食していたらしい。猛獣の肝は余程きくのだろう。

 

値段も驚くほどで、ロース肉1キロ¥9000、和牛顔負けの高級肉である。

厚岸の土産物館に立ち寄った時に、トドカレーと並んでいたヒグマカレーの缶詰は、

一缶¥700ぐらいだったと思うが、いま思うとあれは本当にヒグマだったのだろうか?

それとも、猟師さんの命がけの仕事の代償なのか・・・

ともあれ、旨かったことは事実で、今度はこの時季の鹿も試したいものだ。

 

 

 

 

 

 

   
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西浦 泰之 Yasuyuki Nishiura
 
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